年賀状のトラブルと対策方法

挨拶文を書き間違えちゃったんだけど、これって修正ペンで訂正していいの??
仗助
年賀承太郎
それはNGだよ!!
誤字の訂正は相手に失礼な行為にあたるので、どれほど親しい間柄でも新しく書き直そう!!
じゃあ、もらった年賀はがきって捨ててもいいの??
仗助
年賀承太郎
まったく質問が多いなぁー
よし、いろいろな年賀状のトラブルについて今日は一気にまとめて紹介しちゃおう!!

年賀状のトラブルと対策方法

ネットでも手書きでも年賀状を作成していると、「これはどうすればいいの??」ということが出てくると思います。
今回は、年賀状に関するよくあるトラブルとその対処法をご紹介!!

年賀状を書き間違えてしまった場合

手書きの年賀状の場合、誤字脱字など書き損じが起こることがあります。
1枚2枚ならともかく、大量に手書きの年賀状を作成していると、どこかしらでミスをしてしまうでしょう。

書き損じがある場合、修正ペンを使ったり、二重線を引いたりするのは年賀状としてマナー違反になります。
そのため、間違いがある場合は新たな年賀状で書き直す必要があります。

書き損じ用に予備の年賀状も用意しておくといいでしょう。

手書きだと書き損じがあるので、ネット年賀状に頼んだ方がいいかもね
仗助

書き損じ年賀状の処分は??

ミスをしてしまい、使わなくなった年賀状は実は郵便局に持っていくことで切手や郵便はがきに交換してくれます。
年賀はがきを含む官製はがきを交換する場合、手数料が必要になります。汚れたり、き損したものは交換できません。

また、年賀状を購入した後に近親者などの不幸による服喪の場合、無料で通常切手類と交換できます。
手書き年賀状の場合、必ず、書き損じができるものなので、これらは覚えておいて損はないでしょう。

詳しくは以下の郵便局のページを参照してみてください。

郵便局書き損じはがき・切手の交換

年賀状が足りない!?そんな時は……

年賀状を余分に買うのを忘れたり、余分に購入していても、思いもよらぬ人から年賀状がきたりすることで、送る年賀状が足りなくなることがあります。年末間際になると年賀状自体も売り切れてしまうことも……

そんな時は通常の官製はがきを年賀状として使いましょう。
通常は官製はがきの場合、郵便局の通常の日程で配達されてしまいますが、年賀状としての書き方を守れば、年賀郵便としての扱いをしてくれます。

官製はがきを年賀状として送る方法

官製はがきを年賀状として送る方法は簡単です。
おもて面、つまり、宛名などを書く方に赤字で「年賀」と書けばOKです。
切手が印刷されているところの下に縦書きで書くのがベストですが、おもて面であればどこでも大丈夫です。

気をつけてほしいのは、通常の官製はがきの場合は、切手が必要なこと。
郵便料金が足りていることを確認してポストの「年賀郵便」のほうへ投函しましょう。

余った年賀状の使い道

毎年、余分に購入した未使用年賀状には使い道がいろいろあります。

未使用のものや書き損じ年賀状は条件を満たせば交換することができます。
他にも年賀状をそのまま通常はがきとして利用することもできます。

知らないで処分してしまう人も多いので、知っておきましょう。

年賀はがきの交換

未使用の年賀はがきは5円の手数料を支払うことで普通のはがきに交換することができます。
交換は特定封筒や郵便書簡などと交換することも可能です。

上でも書きましたが、未使用年賀はがき、書き損じはがき、喪中で使えなくなったはがきは全て交換対象になるので、まずはお近くの郵便局に相談してみるといいでしょう。

官製はがきとして利用

これも「書き損じはがき」のところで書いていますが、未使用年賀状の表側(宛名の面)の年賀の文字を二重線で消せば、通常の官製はがきとして利用できます。

といっても、年賀はがきをそのまま使うのは相手に悪いですよね??
なので、これを転用して、未使用年賀状を懸賞はがきに使用する方が多いみたいです。

通常のはがきよりも目立ちやすい年賀はがきをさらにカスタマイズすることで、懸賞も当たりやすいかもしれません。

年賀状を寄付する

未使用はがきの使い道がとくにない方は未使用はがきを回収している団体に寄付するのがいいでしょう。
海外の子供たちの教育支援や被災地支援になるので、人の役に立つことができます。

はがきを送るときの切手は余ったはがきで交換すれば出費もなく、寄付することができます。

年賀状を出し損ねてしまった場合

一般に年賀状は松の内の1月7日まで(地域によっては15日まで)に届くことがマナーといわれています。
年賀状を期間中に出し損ねてしまった場合は、2月4日ごろ(立春)までに「寒中見舞い」として出すのがいいでしょう。

寒中見舞いは、寒い時期に相手の健康などを気遣う便りのことを指します。
お祝いの意味は持ちませんが、それでも喪中に年賀状を受け取ってしまった場合の返信など幅広い用途に使うことができます。

友達や親戚などは年賀状に一言、遅れたことへの謝罪を入れるだけでもいいと思います。
せっかく年賀状を作成したのですから、出さないのはもったいないです。

遅れてしまった年賀状は、寒中見舞いとして2月4日の節分までに届くようにすることを覚えておきましょう。

投函した年賀状を取り戻したい場合

相手先が喪中など一度、投函した年賀状を取り戻したい場合があります。
そんな時は、取戻請求をすることで年賀状を取り戻すことが可能です。
請求できるのは本人確認した差出人からのみ可能で、受取人からの請求はできません。

請求は基本的に最寄りの郵便局で手続きすることができますが、「投函したポスト」と「取集郵便局」を確認しておきましょう。どちらも投函したポストに明記されています。

早くに取戻請求ができた場合は取集郵便局で見つかります。この場合は無料で取り戻すことができます。
配送先の郵便局に送られている場合は、料金が410円が必要になります。

どうしても、取り戻すことができなかった場合は、寒中見舞いにてその旨を書き、お詫びをすれば問題ありません。

年賀状の保管と処分について

毎年もらっている年賀状の保管や処分に困っている人も多いのではないでしょうか。
個人情報もあるし、祝いごととして送られてものなので捨てづらいのもわかります。
また、来年のために住所などをとっておく必要もあります。

年賀状は処分して問題ナシ

実は年賀状や手紙はずっととっておくよりも処分してしまった方が運気や風水的にも良いとされています。
大事な人からの年賀状など保存したい場合でも2年を目処に処分した方がいいです。

処分するといっても個人情報があるので、シュレッダーやハサミなどで切って処分しましょう。
他にも自治体や郵便局にある「使用済みはがきの回収箱」を活用する手もあります。これなら手間もかからないので楽チンです。

オススメの年賀状保管方法

どうしても残しておきたい年賀状は風通しの良いところで保存しておきましょう。
最近は紙媒体としてではなく、データとして残している人も多いみたいです。スキャンや写真にして残しておくのもオススメです。

挨拶状ドットコムなど年賀状サイトによっては、オプションで年賀状を保管する専用BOXをもらえるところがあります。

挨拶状ドットコム

年賀承太郎
挨拶状ドットコムの「きずなばこ」は嬉しいサービスだよね!!
  • B!