先日、年賀状に関するアンケートをネット上で実施する機会がありました。
面白い結果でしたし、アンケートの結果を公開してはイケナイという決まりもなかったので、当サイトでも公開したいと思います。
今年の年賀状印刷を比較する上でヒントにもなると思いますので、参考にして下さい。
年賀状を送る頻度は?(問1)
回答結果:
- 毎年送る:75%
- 2~5年に1度送る(たまに送る):7%
- 5年以上送っていない:18%
ネットの普及で年賀状離れが進んでいると思いましたが、75%もの人が毎年年賀状を送っていることに驚きました。
職場や親戚の付き合いで年賀状を送る必要もありますからね。
やはり、年賀状は年に1度の行事として残っていくんでしょう。
2015年に送った年賀状の枚数は?(問2)
回答結果:
- 10枚以内:44%
- 30枚以内:30%
- 50枚以内:12%
- 100枚以内:12%
- 101枚以上:3%
ほぼ半数の方が10枚も年賀状を送らないんですね。ごく親しい方だけに年賀状を送る方が増えているんでしょう。
約75%の人が年賀状を30枚も送らないというのはどう思いますか?個人的には「え!?少ない!!」と思いました。
20年以上も昔の話ですが、私が子供の頃は会社員の父親宛には年賀状が山のように来ていました。
仕事関係の年賀状がほとんどだったようですが、今はお歳暮やお中元も縮小傾向にあるようで、年賀状も同様なんでしょうね。
それに比較して、100枚以上も年賀状を送るケースは非常に珍しいと言えます。
2015年に受け取った年賀状の枚数は?(問3)
回答結果:
- 10枚以内:45%
- 30枚以内:33%
- 50枚以内:10%
- 100枚以内:9%
- 101枚以上:3%
年賀状を送った枚数と比較しても、似た結果になりました。
年賀状を受け取ったら返事をするという決まりを皆さん守っているためだと思います。
若干ですが、受け取った枚数の方が減少傾向にあるのは、返事を出しそびれたあり、メールで返信をする人もいるからでしょうか。
年賀状を送ってない相手から、年賀状を受け取ったら?(問4)
回答結果:
- 年賀状で返信する:91%
- とくに何もしない:5%
- メールで返信する:3%
- 会った時にお礼する:1%
年賀状のお返しは90%以上もの方が実践しているんですね。
返事をするのは確かに面倒ですが、みなさん義理堅く返信しているのは素晴らしいですね。
年賀状を送っていない相手から年賀状を受け取ることはよくあることです。これは避けられません。
返事をしないと、冬休み明けに顔を合わせたときに気まずいという理由もあるかもしれません。
返信用に年賀状印刷をするときは1割ほど多めに用意しておくといいですね。
年賀状が余ってしまっても、郵便局で切手やハガキに交換してくれるので損することもありません。
年賀状はどんなデザインにしてる?(問5)
回答結果:
- 無難なデザイン:66%
- 写真がメインのデザイン:20%
- アニメなどのキャラクターもの:7%
- 奇抜なデザイン:7%
年賀状は無難なものにしたい心理
年賀状の時期になると、年賀状のデザイン本などが沢山売られているので、「みんな凝った年賀状にしたいのかな」と思っていましたが、7割近くの方が無難なデザインにしたいとの結果でした。
色々な人に年賀状を送るのであれば、万人受けするデザインになってしまいますよね。
年賀状のデザインは干支などをメインにしたシンプルなもの。手書きメッセージ等で短信を伝えるというのが主流なんでしょう。
写真年賀状は嫌われている?
次に多かったのが家族写真などをメインにした年賀状です。
一部では、他人の子供の写真を見せられても困るという声もありますが、「旧年中にあったことが分かりやすい」、「友人の子供の成長が一目でわかる」など肯定的な意見も多いんです。
私自身も写真付き年賀状を受け取ったら、妻にも見せて「○○さんの家で双子が生まれたって」など、話をしますね。
1枚の写真を大きく載せるよりも、3,4枚の写真をキレイに使うほうが伝えられる内容も多いですし、受け取った方も楽しめるようです。
写真年賀状で気をつけたいことは、自宅のインクジェットプリンターではインクが滲んでしまうので、綺麗に印刷することが難しいことです。
写真屋さんやネットの年賀状印刷サービスで銀塩プリントという方式を使うと綺麗に印刷をすることができます。
銀塩プリントは通常の写真と同じ印画紙を使うので、ボールペンではキレイに字を書くことができません。短信は細いサインペンを使うと比較的キレイに書くことができます。
アニメキャラの年賀状は高い
お子さんが多い家などは、アニメキャラの年賀状にしたいとせがまれることが多いかもしれません。
しかし、年末に出回る年賀状のデザイン本にアニメキャラのデザインはほとんど載っていません。
もちろん、キャラクター使用料がかかるので、安価なデザイン本には収録することができないからです。コンビニの年賀状でも、普通のデザインと比較してアニメキャラの年賀状が高いのは同じ理由です。
他の人とは被りたくない
無難なデザインにしたい人が多い一方、奇抜なデザインにしたいという方もいました。
これは、既成品の年賀状やありがちなデザインを選んで、他の人と被りたくないという理由からでした。
コレとコレ。同じデザインの年賀状だ。というのは、たまにありますよね。
とくにコンビニ年賀状を使ってしまうと、被る可能性は格段に高くなります。
他の人とかぶらない年賀状にするには、自分でデザインをするしかありません。
もしくは、テンプレートとして用意されている年賀状にスタンプなどでデコレーションするだけでも、大丈夫でしょう。
どこで年賀状を用意する?(問6)
回答結果:
- コンビニなどで印刷済み年賀状を購入:24%
- 自宅のプリンターで印刷する:67%
- 近所の写真店で印刷する:3%
- ネットの年賀状印刷サービスを利用:6%
自宅で印刷する方が圧倒的に多いですね。年賀状と言えば、自宅で印刷するという習慣は根強いようです。
年賀状を送る枚数が10枚以下の方は、コンビニで印刷済み年賀状を購入することが多いようです。
たしかに、10枚なのに自宅のプリンターで印刷するのも手間ですよね。
自宅のプリンターで印刷する方の中には、「久々にプリンターを動かすのが面倒」、「インク代が高額すぎる」という不満もあるようです。
30枚程度の年賀状なら、ネットの年賀状印刷サービスでサクっと用意してしまったほうが、暮れの忙しい時期にはいいんじゃないでしょうか?
また、気になったのは、写真付き年賀状を送る方は20%もいる(前問参照)のに、写真店で印刷する方は3%しかいないことです。
自宅のインクジェット&通常の印画紙ではせっかくの写真も不鮮明でしょう。
今年は、写真屋さんやネットの年賀状印刷サービスを使ってみてはどうでしょうか?
気になる価格の比較はこちらでまとめています。